独身 非正規アラフォーの現実

以下は2016年8月の日経の記事からの引用です。

 

 

「独身の非正規アラフォー」はここにきて増加傾向にある。総務省労働力調査によると、35~44歳の独身女性で、雇用されて働く労働者は2015年に190万人。そのうち非正規で働く人は79万人で、41%が非正規で働いていることになる。

15年の国勢調査(抽出速報)によると、女性の35~39歳と40~44歳の未婚率はそれぞれ23%と19%。05年の調査より、それぞれ5ポイントと7ポイント上昇した。男性の雇用も不安定になるなかで、結婚して専業主婦になる道も狭くなった。独身のまま働き続けるアラフォーが増えた。05年時点では27%だった。

 

独身非正規アラフォーの生活は厳しい。横浜市男女共同参画推進協会がインターネットを通じて35~54歳の約260人を対象に昨年調査したところ、35~44歳の独身非正規の女性の7割近くが年収250万円以下だった。非正規で働く理由は「正社員として働ける仕事がなかったから」が約6割でトップ。特に35~39歳では回答者の約6割が大卒以上にもかかわらず、約7割が初めて就いた仕事が非正規で当時の採用環境の厳しさが浮き彫りになった。

という内容です。

実際、私の周りでも、

アラフォーの非正規はとても多いです。

しかも、それで独身って本当に肩身がせまいんですよね。

それだけの理由で、精神的に病むのは十分なくらいです。

 

以下は同じ記事の引用ですが、社会的背景もとても関係しているのです。

この世代独自の影響もある。バブル崩壊後、企業が新卒採用を急速に絞った就職氷河期世代にあたる。特に採用環境が厳しかった1993~2005年ごろに社会に出た。 

女性はそのあおりを強く受けた。35~44歳の男性で雇用されて働く労働者は15年で728万人いる。そのうち非正規は71万人で、9%にすぎない。労働政策研究・研修機構の高橋康二研究員は「主に女性が就いていた事務職などが、バブル崩壊後どんどん非正規に置き換わっていった。急な時代変化のなかでキャリア形成がうまくできなかった女性が多い」と指摘する。

 

社会のせいにしてはいけないのですが、

実際こういった世の中だったのです。

短大を卒業して、20代半ばぐらいで結婚して、

30代では子供を2人ぐらい出産して、、、

そう、思っていました。

それが当然に訪れるものだと思っていました。

 

独身非正規アラフォーの生活は厳しい。横浜市男女共同参画推進協会がインターネットを通じて35~54歳の約260人を対象に昨年調査したところ、35~44歳の独身非正規の女性の7割近くが年収250万円以下だった。非正規で働く理由は「正社員として働ける仕事がなかったから」が約6割でトップ。特に35~39歳では回答者の約6割が大卒以上にもかかわらず、約7割が初めて就いた仕事が非正規で当時の採用環境の厳しさが浮き彫りになった。

 

納得してしまう内容です。

とはいえ、現実を見据えなければなりません。

健康を害するぐらいなら、社会のせいにして

恥をさらしていく覚悟で、正々堂々生きていきましょう。